死亡したとき

被保険者が死亡したときは、被保険者によって生計を維持されていた家族に「埋葬料」が支給されます（被扶養者の場合は被保険者へ「家族埋葬料」）。また、家族がおらず埋葬料を受給できる人がいないときは、実際に埋葬を行った人に埋葬費の実費が「埋葬費」として支給されます。

給付条件

 被保険者が死亡した場合

→被保険者の収入によって生計を維持されていた被扶養者へ支給（埋葬料）
→家族、身近な人がいない場合は埋葬を行った人に埋葬費の実費が支給（埋葬費）

 被扶養者が死亡した場合

→被保険者へ支給（家族埋葬料）

支給額

50,000円が支給されます。
※埋葬費の場合は、埋葬費用の実費が50,000円の範囲内で支給されます。

退職後も
被保険者だった人が、退職後３ヵ月以内に死亡したときでも埋葬料（費）が受けられます。
被保険者の退職後に、その家族が死亡した場合、家族埋葬料は支給されません。

埋葬料・埋葬料付加金

●「埋葬料（費）付加金請求書」に、死亡に関する証明書類（埋葬・火葬許可証（写）、死亡診断書・死体検案書（写）、事業主の証明書（請求書下欄）のいずれか）、被保険者の戸籍謄本（写）（被保険者・被扶養者が請求する場合は不要）と亡くなられた方の「被保険者証」を添付して提出

●被保険者により生計維持されていた方が存在せず、実際に埋葬を行った方が申請する場合は、上記に加え、埋葬にかかった費用明細書（原本）および領収書（原本・請求者のフルネーム記載）を添付

●家族（被扶養者）の方が亡くなられた場合は、「健康保険被扶養者（異動）届」も合わせて提出

●「高齢者受給者証」、「健康保険限度額適用認定証」等が交付されている場合は返納